汗をかくことは、自然なことです。
体にとって必要なので汗をかきます。
しかし世の中には、制汗剤というものがあり、汗をおさえる為に使います。
汗をかくとベタベタするし、においも気になります。
汗をだらだら流していると、暑苦しく見えるし恥ずかしい、
汗をかきたくないと思うことの方が圧倒的に多いように思います。
では、なぜ汗というものは出てきてしまうのでしょうか?
理科で習ったと思いますが、人間は恒温動物です。
周りの温度に関わらず、体温を一定に保とうとする仕組みになっています。
世の中には、体温が42℃以上になったら死ぬなんていう話もありますので
上がり過ぎた体温は下げなければいけないのだと思います。
体温を調節する機能として、発汗・汗をかくということが必要なのです。
最近はどこに行ってもクーラーが効いていて、日常生活で汗をかくことが
少なくなっている為、発汗機能の低下が懸念されています。
汗をかきたくないからエアコンを使い、体温を下げる。
このようなことをしていると、汗をかく必要がある時に汗をかくことが
できず、体温調節ができずにどんどん体温が上昇してしまうということも
考えられます。
最近の夏場によく聞く熱中症が、まさにこの状態です。
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